エッセー哲学的 / 佐々木 寛


哲学に関わる、試論および小論、さらには、色々な時事問題や、身近な問題などについても、自由に書いてみたいと思っています。なお、コメントは、リンクにある掲示板へ、どうぞ。ただし、悪戯と思えるコメントは、削除します。

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「ケインズ的言説」

不景気の時には、意味のない穴掘りにでも、政府が支出しさえすれば景気が回復するという「ケインズ的言説」に、昔から私は、うさんくささや、いかがわしさを感じていたのだが(要するに、意味のない穴掘りに、お金を使っても意味はないだろうと…)、最近、ニューディール政策(ケインズ的)が景気回復には、ほとんど効果が無かったという説が有ることなどを知り、ますます、その感を強めていた。

また、この度、デミアンさんのブログの「ケインズ経済学の破綻」という、櫻川昌哉の『金融立国試論』の書評を読んで、さらにケインズの説が破綻しているという、確信すら持つようになった(下記、URL参照のこと)。
http://ameblo.jp/tomoaki-takeda/entry-10006539694.html

では何故、今まで、「ケインズ的言説」が、もてはやされてきたのか? おそらく、官僚にとって、これほど都合のよい、言いわけ(エクスキューズ)が無いからだろう。

たとえば、山里に、何とかピアなどという、わけの分からぬものを造るため(しかも自らの天下り先の確保も兼ね)、無駄に税金を、何十億、何百億円と使っても、権威ある「ケインズ」によれば、景気回復につながると、言いわけ(エクスキューズ)ができるのである。

しかし、現実は、意味のないものに、お金を使っても、それは無駄になるだけでなく、その上、公的部門の債務(国民の負債)を増やしてしまうのである。

ちなみに、アマゾンで、『金融立国試論』のレビューを見たが、その幾つかは、官僚と思われる人間の、破綻している「ケインズ的言説」の擁護でしかないと思われるものもある(レヴュー書く暇があったら、公的部門の債務を減らすことでも、真剣に考えたら、どうなんだと言いたくなるのだが…)。
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政治・経済 | コメント:1 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

 
私のブログを紹介していただきまして、ありがとうございます。
私は、ケインズ経済学の欠陥を一言で言い表すならば、「効率性の無視」にあると考えております。これは佐々木様のお考えと一致するのではないでしょうか。
ところで、こちらのブログは内容が深いですね。また訪問して勉強させていただきたいと思います。
Posted by デミアン at 2005年11月29日 11:18

ようこそ。佐々木「様」ではなく、さん付けで結構ですよ。お互い、堅苦しくないほうが、好いでしょう。
私も、デミアンさんのブログで勉強させてもらいたいと思っています。今後とも、よろしく、どうぞ。
Posted by 佐々木 寛 at 2005年11月29日 11:37

なかなか面白いです。
ちょくちょく寄らせてもらいますので、これからもよろしく。
Posted by グース at 2005年11月30日 01:23

グースさん、ようこそ。こちらこそ、よろしく。
Posted by 佐々木 寛 at 2005年11月30日 16:16
 
2005-12-21 Wed 14:40 | URL | 佐々木 寛 #-[ 編集]

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